入院患者ならびに職員の新型コロナウイルス感染症について (第3報)

7月15日に当院4階病棟で発生致しました新型コロナウイルス感染症の院内クラスターは、8月8日をもって終息宣言致します。

 最初に陽性確認してから、7月26日までの12日間に陽性患者様は、12名となりました。患者様はもとよりご家族の皆様に多大なるご心配とご不便をおかけしましたことを心よりお詫び申しあげます。

 クラスター発生後、出雲保健所、島根県立中央病院、島根大学医学部附属病院など多くの方々から多大なるご支援を頂きましたことを深謝致します。

 引き続き職員一同、一層の感染防止対策を努め、医療を継続して提供してまいります。しかし、、政府のウイズコロナ政策もあり人々の行動制限もなくなったこと、また、より感染力の強いオミクロン株にウイルスが変異していることもあり、県内の多くの病院で新型コロナ感染のクラスターが発生しています。感染予防対策をしていても完全に防ぐことが困難な状況で高齢者、基礎疾患をお持ちの方々への影響を大変心配しています。明日から通常診療、通常介護状態に戻し、可能と考えられる感染対策を行ってまいりますが、上記のような状況にあることをご理解頂きますよう宜しくお願い申しあげます。

令和4年8月8日

医療法人 壽生会 寿生病院

院長 松 井 譲